FIREを目指す方にオススメの本を3冊紹介します。
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FIREを目指す人にオススメの本
今回は実際に「FIRE」を達成された方々の著書から紹介します。
私自身が何度も繰り返し読んで、勉強させていただいている本ばかりです。
1.本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
この本は「日本版FIRE」の先駆けとされる、ブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみた」を運営している、穂高唯希(@FREETONSHA)さんが作者です。
穂高さんは金融資産7,000万円、月平均20万円超の配当収入を得られる仕組みを形成し、30歳でセミリタイアしているスゴイ方。
この本では、セミリタイアに至るまでの具体的なプロセスが書かれています。
- なぜ経済的独立を目指したのか
- 「高配当株投資」を選んだ理由
- 支出を抑える具体的な方法
この本を1番に持ってきた理由は、FIREへの「考え方」や「投資手段」がとても参考になったからです。
「投資手段」からいうと、高配当株投資は精神面から見ると継続しやすいです。
株価が暴落しても配当金が減配されにくく、「定期的にキャッシュが入ってくる」状態を確率すれば、市場から退場せずに株式市場の恩恵を受け続けられます。
私自身、何度もボラティリティ(株価の値動き)が激しい銘柄を扱い、火傷してきました。笑
そう考えると定量的にも進捗の指標となる高配当投資は、目標までの達成度が測りやすくオススメできます。
他にも会社への息苦しさから会社を「豚舎」と呼び、自らを「トン(豚)」と揶揄していたり、健康面からエレベーターやエスカレーターを使わず階段を使って移動しています。
中でも「階段は資源」は名言です。笑
一つ一つの「自身が望まない出費」への考え方は参考になりますね。
この本を読んで人生が変わる人もいると思います。
特に若い世代、10代後半~20代の方に読んでもらいたい1冊ですね。
2.今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術
この本はブログ「おけいどんの適温生活と投資日記」を運営しているおけいどん(@okeydon)さんが執筆。
おけいどんさんは47歳でFIREを達成、達成時の資産は約1億円。
またFIRE達成時の年収も400万円と日本人の平均年収460万円を下回る水準です。
収入が少ないからといってFIREを諦める必要はありません。
FIREを目指している方全員にとって、おけいどんさんの考え方や投資手法は非常に参考になりますよ。
具体的には
- 30代後半でアーリーリタイアという夢を抱いた経緯
- FIREへ向けての前向きかつ堅実な投資手法
- FIREするにあたっての具体的なライフシミュレーション
などです。
私はおけいどんさんのことをTwitterで知りましたが、長期投資の考え方や節約の大切さは非常に参考にさせていただいております(P.S. ホットクックもです。笑)
実際お話すると株式から仮想通貨、税金まで知識が幅広く、自身の勉強不足を痛感します。
私がFI(経済的自由)を達成するまでには、おけいどんさんと同レベルの投資知識を身に付けたいと密かに目標にしております。笑
40代からと本のタイトルにはありますが、20代、30代でも絶対参考になる部分はあるはずなのでオススメです。
3.英語力・知識ゼロから始める!【エル式】米国株投資で1億円
この本はブログ「【L】米国株投資実践日記」を運営しているエル(@leveraged1)さんが執筆。
穂高さんしかり、おけいどんさんしかり、基本的に株クラで著名な方は、ほぼ全員がブログやnote、YoutubeなどTwitter以外でも自ら情報発信されていますね。
エルさんは28年間会社で勤め、51歳で総資産1億円を築きセミリタイア。
タイトル通り、米国株投資をメインにしてセミリタイアを実現されています。
この本では
- なぜ日本株より米国株なのか
- 銘柄選びの上での6つのポイント
- FIREするにあたっての考え方や問題点
を中心に書かれており、私自身、米国株投資の参考にさせていただいています。
セミリタイア時の年齢がおけいどんさんと近いからか、FIREへの考え方はおけいどんさんとの共通点がとても多いように見受けられました。
この本を読めば、米国株1本でも資産形成、さらにはセミリタイアが可能な理由が十分に分かりますよ。
最後に
以上、FIREを目指すなら読むべき三冊を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
実際にお話してみると分かりますが、「FIRE」をされている方の言葉の重みは違います。
皆さん、自分なりの投資手法を確立させてブログで発信しているだけあり、セミリタイアを実現させるために勉強や努力されてきたんだと本を拝見し感じました。
FIREを目指す方々への道しるべとなる本がこの中から見つかることを願います。