・株価は右肩上がり
・直近は減収減益見込み
・海外M&Aにより好調海外比率拡大
・ROEは18%超と経営は優秀
・海外展開の続伸&メディア事業の回復でまだまだ伸びる
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リクルートの株価指標
・株価:5,119円
・PER:79.4倍
・PBR:8.02倍
・配当金:19円
・配当利回り:0.37%
・配当性向:29.4%
2021/2/9時点のデータ
事業内容

誰もが知る生活情報&人材サービスの最大手。

参照:リクルート中途採用サイト
海外売上比率を19年度で46%、14年度から5年で2倍に膨れ上がっています。
リクルートの直近の躍進には海外売上増加抜きでは語れません。
ではどのように伸ばしていったのか、次のチャプターで説明します。
事業セグメント

人材派遣は国内の「スタッフサービス」「リクルートスタッフィング」と北米・欧州・豪州などで現地ブランドによるサービス。
人材派遣は創業期からリクルートが力を入れている分野で未だに50%の割合を占めています。
メディア&ソリューション事業は不動産情報「SUUMO」・結婚情報「ゼクシィ」、就職情報「リクナビ」など我々の生活に密接する事業です。掲載企業からの広告料が主な収入源になっています。

セグメント別利益推移で見る限り、今回のコロナで一番ダメージを受けているのがメディア&ソリューション事業。
通常は年末で営業利益が凹み、1Q~3Qで跳ね上がるのですがコロナの影響で思ったように利益が上げられていません。
売上減少は広告収入の減少、掲載企業の減少を表しています。
そして2010年度以降、リクルートが特に力を入れてきた分野がHRテクノロジーです。
リクルートは海外M&Aが非常に上手い会社です。
海外展開では米国の転職情報サイト「Indeed」や求人口コミサイト「Grassdoor」など、1000億円規模の買収を次々に行ってきました。
中でも2012年度に買収したindeedは買収額1,000億円に対し、数年後には売上3,000億円以上へと成長しています。
リクルートの社長が「次の成長ドライバーはindeedだ」と仰るほど、海外展開は加速しています。

参照:https://www.recruit.co.jp/company/group/
実際にセグメント別通期利益推移で見るとHRテクノロジーがメディア&ソリューション事業に迫っているのが分かります。

リクルートの海外展開がこのまま行けばメディア&ソリューション事業の落ち込みを補える程に成長していくのではないか、と個人的には思っています。
株価チャート
1年チャート

5年チャート

株価は常に右肩上がり
21年度は減収減益の見込みを発表していますが、なんのその。
物ともせずに株価は上昇を続けています。笑
21年1月以降は年初来高値の5100を突破、どこまで上がるのか。。
売上高・EPS推移

売上/EPS共に減収見込み
最高益の2020年から一転、コロナの影響もあり最終益は41.3%減益見込みです。
まあHRテクノロジーの爆伸とメディア&ソリューション事業の回復があれば、業績は復活するでしょう。
財務状況
・自己資本比率:49.4%
・有利子負債倍率:0.41倍
・ネットD/Eレシオ:▲0.01倍
・ROE:18.41%
・ROA:9.6%
2020/3時点のデータ
リクルートの財務は優秀
経営のうまさを表す指標のROEは18.41%、ROAは9.6%あります(東証一部平均はROE:8%、ROA:2%)
自己資本比率も50%弱あり、問題ないです。
リクルートの今後
海外展開の続伸&メディア事業の回復でまだまだ伸びる
リクルートのHRテクノロジー事業は始まったばかりで、10年も経っていません。
これからまだまだ伸びしろはあるかと思います。
企業分析の中でこのままコロナが収束しメディア事業が回復すれば、2020年度の過去最高益を更新することが出来る可能性を感じさせます。
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