・優待+配当利回りは3.5%、長期保有で最大5%超
・インバウンド需要が減少し、直近は売上減少
・総合的な配当性向は100%であり、優待改悪の可能性もあり
株価指標
・株価:1,108円
・PER:19.1倍
・PBR:-倍
・配当金:13円
・配当利回り:1.35%
・配当性向:41.9%
2021/6/24時点のデータ
事業内容

参照:https://www.biccamera.co.jp/ir/index.html
家電量販店大手売上2位。
首都圏駅前に大型店を展開、インバウンドに強みがあります。
株価チャート
1年チャート
5年チャート
株価は1,100円〜1,200円の間を推移
2018年をピークに株価は軟調、出来れば「1,000円以下」で拾いたい銘柄。
売上高・EPS推移

売上高は21年度過去最高予想、EPSは18年度から減少
EPSの伸びと株価が連動しており、どちらも18年度がピーク。
インバウンドが戻らない限り、EPSの上昇は難しいでしょう。
財務状況
・自己資本比率:29%
・有利子負債倍率:1.08倍
・D/Eレシオ:1.09倍
・ネットD/Eレシオ:0.24倍
2020/8時点のデータ
財務はすぐには悪化しない状況
自己資本比率は30%程、ネットD/Eレシオは0.24倍と0.5倍以下なので
おおむねクリアしています。
配当金・株主優待

配当金は20年度に業績悪化に伴い、減配しています。
21年度は15円の予想です。

株主優待はビックカメラで使える商品券です。
権利月は8月と2月。
100株で3,000円相当の商品券がもらえます。

参照:https://www.biccamera.co.jp/ir/service/
更に
・1年以上保有で1,000円追加
・2年以上保有で2,000円追加
の長期保有特典があり、長く保有すればするほどお得です。
2年以上保有した場合の「優待+配当利回り」は5%超えです。
注意点は21年度の予想EPSが44.9円。
配当+優待の合計45円であり、実質配当性向はほぼ100%となります。
優待内容改悪の可能性もあるため、注意が必要です。
ビックカメラ まとめ
インバウンドが戻らない限り、優待改悪の可能性が高い
このまま業績が戻らなければ、何かしらの優待改悪の可能性もありそうです。
インバウンド需要が回復すれば間違いなく業績回復が見込めます。
私もよくビックカメラさんにはお世話になっているので、なんとか持ち堪えて欲しいですね。